2008年6月中旬

雹(ひょう)による被害が発生しました
 6月11日、雹(ひょう)が降り農作物に被害が発生しました。雹は大きな氷の塊が降ってくるもので、じゃがいもや玉葱の葉に当たると穴が空いたり、傷がついてしまいます。当然、生育に影響が出るばかりでなく葉の傷口から菌が入り病気で腐ってしまうなど、台風や豪雨に並んで農業に大きな脅威となります。


 雹の当たった玉葱です。
 葉が折れてしまっています。
 こちらも折れてしまっています。
この傷口から菌が入り、
病気にかかってしまいます。


じゃがいもの葉です。
穴が空き、地面には散った
葉が落ちています。
1日たってもまだ雹が残っていました。
大きな氷の塊であった事が予想されます。

 減農薬栽培では農薬の使用回数を最小限に制限していますので、この様な状況になっても簡単に病気に対する農薬を散布する事が出来ません。しかし、病気で全滅する可能性がある場合は、やむなく減農薬栽培を中止し通常栽培に戻す事もあります。農業は常に自然と隣り合わせですが、特にクリーン農業はこの様なリスクを背負った難しい栽培方法です。



これは雹をもたらした雲ではありませんが、
雹が降った時は更にどんよりと黒く重い雲でした。
最近ではこの様な雲を見ると不安になります。


 実は昨年も訓子府町に5回もの雹が降りました。昨年では玉葱の大部分を廃棄した生産者もおり、広範囲に渡り大きな傷跡を残しました。過去にも雹が降る事はあったのですが、1年で5回も振るような事は初めてで、自然を相手にしている私たちは誰よりもこの「異常気象」を痛感しています。

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